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開催主旨

SDN Japan は,SDN/NFVについて議論するために組織の壁を越えた場を提供し,2012年から2016年1月まで計4回開催してきました。
これまでの開催では,SDN/NFVの技術動向やビジネスの可能性,ユースケースについて議論してきましたが,今回からSDN Japan はOpen NetworkIng Conference Japan として,SDN/NFVだけでなく枠を広げた議論の場を提供することになりました。

OpenStack やChef, Puppet 等のオープンソースで実装されたフレームワークやプラットフォームであるこれらの実装の利用は,クラウド事業者だけでなく,サービスプロバイダや企業,キャンパスにまで広がってきております.一方,ネットワークに関連する技術もベンダの独自色が薄くなりつつあります.具体的にはNetwork OSやWhite Box Switch 開発環境,Open Compute Networking Project,OpenDayLight Project,ONOS project,OPNFV,Open Source MANO等の様々な公開された技術・実装について,活発に議論されております.またこれらの複数の技術・実装を統合し,複数のフレームワーク・プラットフォームを利用したSDN/NFVのユースケースも発表されております。

これらの技術の利用・応用により,サービスプロバイダやデータセンタ事業者はDevOpsの考え方をネットワーク運用への導入し,柔軟なサービスの提供を目指しております.このDevOps実現のために必要なネットワーク技術者のスキルも変化してきてきました。今後必要とされるネットワーク技術者に必要なスキルは,公開された様々な技術の利用・応用と貢献です.つまり,それぞれの立場に応じて環境を構築する際に,公開技術を利用するだけに止まらず,不足機能・実装の追加やバグ修正をオープンソースコミュニティに提供し,貢献することも今後求められるスキルの1つとなります。

このように公開された技術(オープンな技術)は,ネットワークシステムを支える技術だけでなく,事業者・企業,そしてサービス利用者や提供者,運用者にまで影響を与えております.SDN Japan 実行委員会を母体したOpen NetworkIng Conference Japan 実行委員会は,SDN/NFVからさらに枠を大きくする必要があると考え,Open NetworkIng Conference Japan を開催することになりました。
本カンファレンスは,ネットワークに関連するオープン技術やその可能性,ユースケース・ベストプラクティス(例:IOT用ネットワークシステムへの適用)をオープン技術に関わるエンジニアと議論する場を提供いたします。

ONIC Japan2016 実行委員会

代表 浅羽 登志也