PROGRAM DETAILS

November 9, 2023 (@ホワイエ)

18:00

エッジからはじめる新しいユーザーフレンドリーなサービスデザイン手法

富士通株式会社
靏 恵美

エッジサービスはセンサーをはじめとするデバイ スとエッジクラウドやクラウドサービスといった コンピューティングインフラをネットワークで繋 ぎ形成するサービスであり、多様な技術領域と多 数のコンポーネントで実現されます。このためサー ビスの導入は複雑でハードルが高く、私たちはエッ ジサービス導入を支援するオープンプラットフォー ム開発に挑戦しています。開発関連技術の紹介と 今後の展望を議論します。

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18:30

沖縄におけるエッジコンピューティング活用の可能性

一般社団法人 沖縄オープンラボラトリ
照屋 保幸

近年、ITシステムのクラウド集中が進む一方で、大 規模災害時の海底ケーブル損傷による利用障害の懸 念が増大しています。本セッションでは、そうした 問題を解決すべく、エッジコンピューティングとネッ トワーク技術の進展に焦点を当て、その開発を通じ て得られる知見や解決策について深く探ります。ま た、沖縄の地域特性に適した、最適なICTインフラの 形についても議論を展開します。参加者の皆様と共 に、地域ニーズに応えるICTインフラ構築の道筋を明 らかにしていくことを目指します。

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19:30

クラウドネイティブな新しいOSSのネットワークコントローラ「Kuesta」の概要と実用化に向けた取り組み

NTTコミュニケーションズ株式会社
坂井 立晟

ONIC2022で紹介した「クラウドネイティブな新しい ネットワークコントローラを作る」の成果物 「Kuesta」を今年1月にOSS化した。本セッションで はKuestaへのカンファレンスでのフィードバック、 実用化に向けた課題の整理、OSS化した後に行った追 加開発(デバイスドライバ部分のAnsible連携、Kuesta が管理するデータとネットワークデバイスとの一貫 性担保機能等)で得た知見について紹介をする。

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20:00

ネットワーク屋がコンテナスキルを身につけたいと考えたとき

日本電気株式会社
金海 好彦

これまで箱庭で評価して(遊んで)いたコンテナ技術を,2023年4月 から仕事でも担当することになり,楽しみながら四苦八苦してい ます。その状況(半分弱音?)を共有し,参加者の皆さんからアド バイスをいただければと考えています。なお,コンテナの長所等々 の説明は割愛します。

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November 10, 2023 (@メインホール)

10:20-10:50

Web3 技術のリアリティ

早稲田大学
斉藤 賢爾

Web3という言葉がいまだに巷を賑わせています。Web 3.0を 語源とするこの言葉は、「World Wide Webを応用したビジ ネスの革新であったWeb 2.0が、 副作用として生み出した 諸問題」を解決するための、新しいパラダイムを表している はずです。 その諸問題とは何で、新しいパラダイムはどん なもので、それによりどうして問題は解決されると考えら れているのでしょうか。 そして、そのパラダイムで本当に 問題は解決されるのでしょうか。この講演では、Web3 を支 えるとされる技術の現実を露わにします。

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10:50-11:20

SP Network as a Serviceに対するCiscoの取り組み

Cisco Systems
鎌田 徹平

「Network as a Service」(NaaS)は、クラウドコンピュー ティングの一種であり、ネットワークサービスを提供するモ デルです。インターネットや他のネットワークを通じて、企 業や個々のユーザーがネットワークインフラストラクチャを 所有、管理、運用する必要なく、必要に応じてネットワーク サービスを使用することができるようになります。しかし、 このコンセプトには、そもそもネットワークにつなぐインフ ラが必要であることや、セキュリティ上の懸念、規制やコン プライアンス上の問題、既存インフラへの投資など、いくつ かのチャレンジがあります。本講演では、Underlay as a Platformの考え方や、NaaSにおいてSPが果たすべき役割など、 NaaSに対するシスコのアプローチについて紹介します。

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11:20-11:50

コネクティッドカーとエッジコンピューティングによるグリーンモビリティへの挑戦

トヨタ自動車株式会社
阿部 博

コネクティッドカーの普及と通信の多様化に伴い、コネク ティッドカー1台あたりのデータ通信量は、2019年時点で は1日あたり0.053GBだったものが、2023年には8.33GBにな ると言われている。さらに自動運転が普及することにより 1日のデータ量は 4.8TBにまで上るとも推測されており、 コネクティッドカーの将来的な進化に伴い通信量は莫大な 値となる。これらの通信はセルラー網を通じてクラウドへ と集められ処理が行われる場合が多い。本発表では、コネ クティッドカーの通信をセルラー網からクラウドへと限定 せずに、車に近い位置で処理を行うことを目的としたエッ ジコンピューティングの技術へとフォーカスする。 また、 エッジコンピューティングの間でデータを同期させる機構 としてApache Kafkaを用いた広域データ 同期の仕組みにつ いて言及する。さらに、余剰電力として破棄されること が多いグリーンエネルギーを 積極的に活用すべく、エッジ 処理と組み合わせたグリーンモビリティを効率的に実現する 試みについて述べる。

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13:00-13:30

データ駆動社会の実現に向けて

株式会社インターネットイニシアティブ
谷脇 康彦

データが社会経済の中心になる中、プラットフォーマーの市 場支配力の濫用、分散型事業モデルの可能性、デジタル冷戦 とも呼ばれるインターネットガバナンスの在り方など、イン ターネットが社会基盤になったが故に顕在化している問題も 多い。講演ではこうした問題点について展望し、今後の在り 方について考える。

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13:30-14:00

6G時代のネットワーク・コンピューティングインフラ実現に向けた取り組み

富士通株式会社 富士通研究所
先端技術開発本部 6Gインフラ戦略企画統括部
アーキ&インテグレーション部
深野 晴久

デジタルツインなどの6G時代の高度なサービス、アプリケー ションを実現するために、ネットワーク・コンピューティン グインフラは、伝送能力と処理能力の大幅な向上と低消費 電力化の両立という重大な課題に直面し、ブレイクスルーが 求められています。本講演では、我々の考える新しいネッ トワーク・コンピューティングインフラのコンセプトや実現 に向けた取り組み、また、オープンコミュニティでの活動 について紹介いたします。

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14:00-14:30

DNSの進化と研究開発での取り組みについて

株式会社インターネットイニシアティブ
日比野 啓

DNSはインターネットで 30年以上利用され続けている仕組み です。旧来の仕組みがそのまま利用されている部分もありな がら、プライバシーに対する懸念やシステムに対する攻撃へ の対応のために緩やかに進化しています。DNSの旧来の機能と 進化した部分を簡単に説明しつつ、その新たな機能について も実験および検証を行ないやすくするための、DNSライブラリ やDNSフルリゾルバの研究開発実装について紹介します。

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14:30-15:00

データドリブン経営を⽬指すNTT Comの社内DXの取り組み

NTTコミュニケーションズ
水口 孝則

2020年 NTTコミュニケーションズは、会社発足依頼最大の不 正アクセスが発覚し、侵入分析、影響度分析、対処確認をデー タ分析チームが協力して行った。データ分析のプロセスに添い、 データ基盤を駆使して分析を行った当時の模様を振り返る。

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15:15-15:45

A 12-year journey developing breakthrough AI products for Networking

Cisco Systems
JP Vasseur, PhD, Cisco Fellow ML/AI jpv@cisco.com
Miya Kohno (Introduction and Translation), Distinguished Systems Engineer, mkohno@cisco.com

As a brief introduction, we will quickly review the AI evolution over the past few decades along with few key technologies before digging up and show how AI has paved the way of many innovations at Cisco leading to a number of innovative products related to AI for Networking: security, Wireless (detecting anomalies, root causing), LAN, Predictive Networks and Cognitive Networks. Then we will introduce Generative-AI and how Large Language Models (LLM) can be used for a plethora of Network use cases.
For more information about ML/AI for Networking: www.jpvasseur.me

はじめに、過去数十年にわたるAIの進化を、いくつかの主要なテク ノロジーとともに素早く振り返ります。そして、AIがいかにシスコにおける 多くのイノベーションの道を開き、セキュリティ、ワイヤレス(異常の検出、 根本原因解析)、LAN、予測ネットワーク、コグニティブネットワークなど、 ネットワーク向けのAIに関連する数多くの革新的な製品を生み出してきたか を紹介します。最後に、生成AIと大規模言語モデル(LLM)がどのようにネッ トワークの多くのユースケースに使用できるかを紹介します。 ネットワー キングのためのML/AI詳細に関しては、こちらをご参照ください www.jpvasseur.me

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15:45-16:15

コンテナ基盤を活用したIoTサービスとeSIMアプレット連携の取り組みについて

NTTコミュニケーションズ株式会社
プラットフォームサービス本部 5G&IoT部
角田 佳史

NTTコミュニケーションズ株式会社
プラットフォームサービス本部 5G&IoT部
村田 一成

IoT Connect Gatewayはプロトコル変換機能を軸に したクラウドアダプタ機能、リモートアクセス機能、 またはコンフィグ管理機能などのIoTシステム構築 時の課題を解決するための機能を備えており、様々 なマネージドサービスを活用して開発されています。 今回は、IoT Connect Gatewayに加えてeSIMアプレッ トの機能を活用したモバイル関連データの連携の取 り組みに関してご紹介します。

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16:15-16:45

SONiC + ホワイトボックススイッチで実現するEVPN/VXLANロスレスイーサ

APRESIA Systems株式会社
大渕 光希

近年注目されているAI技術の開発・利用のためにGPUクラスター の需要が高まっており、データセンターにてロスレスイーサネ ットを構築する取り組みが進んでいます。本講演では、SONiC とホワイトボックススイッチにて構築したEVPN/VXLANネットワ ークにてRoCEv2を検証した結果をご紹介します。

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16:45-17:15

Interop Tokyo 2023 ShowNetのVPNベースバックボーン

NTTコミュニケーションズ /
Interop Tokyo 2023 ShowNet NOCチームメンバー
上野 幸杜

ShowNetとは、インターネットテクノロジーイベント”Interop Tokyo”において構築される、世界最大のデモンストレーション ネットワークです。 今年のShowNetでは、多数のユーザ・大量 のトラフィックに耐えるマルチテナントバックボーンを構築す ることを目指し、網内をSRv6およびEVPN/VXLANによって全面的 にVPN化し、会場のトラフィックを収容しました。 本講演では、 その設計、実運用を通して得た知見、そして課題について紹介 します。

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17:30-18:30

AIは、ネットワークエンジニアのタスクを代替できるのか? ネットワークエンジニアリングの未来を探る!

(チェア)
アレドノ合同会社 代表
小野寺 好広

(スピーカー)
NTTコミュニケーションズ株式会社
イノベーションセンター
テクノロジー部門 主査
小澤 暖
NTTコミュニケーションズ株式会社
イノベーションセンター
テクノロジー部門/IOWN推進室 部長
棚橋 弘幸

ネットワークエンジニアリングのフィールドは、BGPルー ティングの最適化から、SD-WANの展開、セキュリティポ リシーの適用、ネットワークの自動化、IoTデバイスの統 合に至るまで、広範で複雑なタスクに満ちています。こ の多岐にわたるエコシステムにおいて、AIはどの程度、 エンジニアのタスクを補完または代替することができる のでしょうか?このパネルディスカッションでは、ネット ワークエンジニアリングの未来を形作るための洞察とビ ジョンを共有します。AIとネットワークエンジニアが協働 する未来で、ネットワークの効率、セキュリティ、および 信頼性を最大化するためのディスカッションを行います。

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事後アンケートのご協力お願い
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ONIC Japan 2023 にご参加いただきありがとうございました。

ONIC Japan 2023 の資料公開
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