ここ数年で盛り上がってきたオープンソース半導体を利用して、今まででは考えられなかった額でオリジナルASIC設計・製造して研究に利用してみませんか? FPGA処理だけでは実現出来ないような処理を実現したり、超小型に出来るため市販のIoTデバイスでは出来ないことを実現出来ます! 今まで、お値段的に諦めていたチップ化(ASIC化)をお手頃なお値段で実現する方法や実例をお話しします。
キーワード: OpenSource, Semiconductor, ASIC
November 6, 2025 (BoF@ホワイエ)
オープンソース半導体を研究ツールとして利用しよう!
ここ数年で盛り上がってきたオープンソース半導体を利用して、今まででは考えられなかった額でオリジナルASIC設計・製造して研究に利用してみませんか? FPGA処理だけでは実現出来ないような処理を実現したり、超小型に出来るため市販のIoTデバイスでは出来ないことを実現出来ます! 今まで、お値段的に諦めていたチップ化(ASIC化)をお手頃なお値段で実現する方法や実例をお話しします。
キーワード: OpenSource, Semiconductor, ASIC
究極のゼロトラストを目指して
近年、サイバーセキュリティの世界では境界防衛を脱却し、ゼロトラストでセキュリティを守ることが推奨されています。 しかしながら、フィッシングやユーザによる不適切な利用を防ぐことはゼロトラストでさえカバーしきれません。 このようにサイバー空間の管理が非常に困難になりつつある中で、正社員比率や終身雇用比率はどんどんと減っていっており、 利用者や関係者による不適切な利用はよりやり易くなってきています。 また、オーバープロテクションによるプライバシーの侵害も大きな問題です。 そこで、時間や位置情報などの状況やコンテキストを用いることによりコンピュータリソースへのアクセスを制限するという context-awaresecurityという考え方が広がってきています。 本セッションではこのような考え方に基づいて空港や建設現場などにおいて実際にスマホやタブレットの利用を制限している実例を紹介します。
キーワード: ZeroTrust, Security, IoT
ネットワーク仮想化の歴史
SDNのパイオニアだったNiciraは何をやりたかったのか、 それがどのようにしてNSXになったのか、結局何ができて何ができなかったのかを、 SDNのHype Cycleを一通り経験した者の視点から振り返ってみたいと思います。
キーワード: SDN, Nicira, NSX
November 7, 2025 (本会議@メインホール)
CyberSecurity Re:frame
いわゆる、サイバーセキュリティに関する環境は激しく変転し、重要なシステムが瓦解するかのような被害も報道される中、サイバーセキュリティをどう捉え、理解すれば良いのか、変化する時代と共にかわるその本質についてお話しします。
キーワード: Security
スマートビルについて(その技術的側面と発展、普及活動について)
2025年4月にスマートビルディング共創機構が設立されました。 スマートビルについては、技術的にもビジネス的にも様々な課題が顕在化していますが、100社を超える会員企業が、普及とエコシステムの構築に向けて活動を進めています。 これらの状況を俯瞰するとともに、竹中工務店が目指すスマートビルについて、事例含めて紹介させていただきます。
キーワード: SmartBuilding, Technical, Activity
ICTトラブルシューティングコンテストの舞台裏 - 持続可能な技術コミュニティづくりを目指して
ICTトラブルシューティングコンテスト(ICTSC)は、ICT分野における障害を模した課題を通じて、学生がトラブルシューティング力を競う実践型コンテストです。 学生主体の運営を社会人が支え、協賛企業にも協力いただくことで、次世代エンジニアの育成と技術コミュニティの形成を進めてきました。 本発表では、ICTSCの歴史や組織体制を紹介しつつ、社会人実行委員の立場から運営の工夫や課題を共有します。 そのうえで、持続可能な技術コミュニティづくりに向けた展望を提示し、参加者とともに議論を深めます。
キーワード: ICTトラブルシューティングコンテスト, 技術イベント運営, 技術者育成, 技術コミュニティ形成
分散したコンピューティングリソースの活用について
GPU基盤が多くの企業により構築されている。GPU基盤は規模が大きくなると大量の電力を必要とする。 都心で大きな電力を賄うことが難しくなり、郊外・地方の電力を求め基盤が広く分散され始めている。 さらに、電力の効率化やグリーン電力を積極利用することで、大量に消費される電力を賄う試みも多数行われている。 なぜ分散しないといけないのか、そのためにはどのような効率的な分散基盤が必要なのかについてのトヨタのR&D活動について解説する。
キーワード: AI, GPU基盤, Kubernetes, グリーン電力
脱・テキストベースの管理 ― 内製で挑むIPアドレス管理システムの取り組み
社内に散在するテキストベースのIPアドレス管理台帳を統合し、正確な管理と業務効率の向上、 IPアドレスと付随データの利活用を実現するためにIPアドレス管理システムを内製しました。 本講演では、内製に至った背景からシステム化によって解決したことと将来の展望、管理台帳移行時に直面した苦労話などを紹介します。
キーワード: 内製, IPアドレス, 管理
AI時代ならではのデータセンターや電力需給等における課題と解決に向けたこれからのインフラのあり方(ワット・ビット構想に関する考察を含む)について
近年、企業の競争力向上の観点から生成AI等のAI導入が急速に普及し、機密性の高いデータを用いたAI環境構築等が進展するとともに全国の事業拠点において推論用AIの本格的導入が見込まれます。一方、AI向けインフラにおいて、都市部データセンター用電力の枯渇、建設コスト増大、電力(受電)導入の長期化などを背景に、ICT環境の分散化やネットワークの在り方などにも変化が生じています。電力枯渇やデジタル赤字、ワット・ビット構想実現や課題解決に向けて、実態や、解決すべき道筋は何か。NTTドコモビジネスの取組みやこれからのインフラのあり方について講演します。
ピアノ演奏
千葉県出身。東京音楽大学ピアノ科を卒業後、同大学大学院修士課程伴奏科を修了。 4歳よりピアノを始め、9歳からは吹奏楽部にてクラリネットを学ぶ。こうした経験を活かし、現在は主に管楽器との共演を中心に、伴奏ピアニストとして活動している。 これまでに、東京音楽大学創立115周年特別演奏会「吹奏楽のチカラ」や、吹奏楽団「粋吹 -ibuki-」の演奏会にてピアノパートを務める。 第33回千葉ピアノコンクール優秀賞、第35回同コンクール奨励賞を受賞。2023年度にはピアノ学内卒業演奏会にも出演。 また、2024年よりオペラ作品にも積極的に取り組んでおり、6月には若手オペラプロジェクト Volareopera による《ドン・パスクワーレ》にピアノとして出演予定。 現在、佐藤俊氏、服部容子氏に師事。
キーワード: 岡優里, ピアノ, 演奏, A社長
技術の総合格闘技!?AIインフラの現在と未来。
生成AIを中心としたAIサービスは、今やハイパースケーラーのみならず幅広い企業にとって不可欠な技術となっています。 その基盤を支えるAIインフラは、学習(Training)においては数万から数十万規模のGPUを連携させる必要があり、常に進化を続けています。 一方で、コーディングエージェントなどの技術者向けサービスだけでなく、一般消費者がお悩み相談に利用するなど、様々な ”AIサービス” が急速に普及しており、 高速な推論(Inference)の重要性も高まりつつあります。 また、GPUaaSを含むサービス提供事業者、企業内での利用、など、ビジネスモデルや利用主体によって、ハイパースケーラーとは異なる課題への対応が求められています。 これらのニーズを満たすシステムを構築・運用するためには、急速に進歩するハードウェアやソフトウェアを俯瞰的に理解し、最適な技術・設計・製品を選択する力が不可欠です。 本講演では、現在のAIインフラを構成する技術と課題、そして将来に向け提案されている技術などを紹介し、我々が今後どのような視点でAIインフラ技術に向き合うべきかを議論します。
キーワード: AI, RoCE, GPU, UEC
オープンで相互接続可能なAgent to Agent コミュニケーション ~ Internet of Agents
現在、生成AIはあらゆる産業における仕事の生産性を大きく向上させています。 AIは単なるチャットシステムにとどまらず、システムをまたいで推論・計画・実行できる自律型エージェントへと進化しつつあります。 また複数エージェントが連携し合う、マルチエージェントシステムでは、より高度な意思決定プロセスを可能にすることが期待されます。 本セッションではAgentic AIにおける基本的なコンセプトをご紹介しながら、複数エージェントがオープンに相互運用できる世界(Internet of Agent) について展望します。
キーワード: AI, IoA
30分で理解する生成AI 最新技術動向と今後の要点
2025年11月現在も生成AIの進化は続いています。生成AIの影響はあらゆるレイヤに及んでおり、その技術動向や仕組みの理解が重要です。 そこで本講演では2025年11月時点の最新動向と、特に意識すべき要点を紹介します。
キーワード: 生成AI, 最新動向, 留意すべき要点
通信事業会社におけるミッションクリティカルな業務で活用するAIOpsに挑戦 - BOSCO Technologies が挑戦する AIOpS -
近年、ITインフラや通信サービスの運用現場では、情報漏洩や人為的ミスによる重大なインシデントが相次ぎ、企業経営に深刻なリスクをもたらしています。しかし、従来のアクセス管理や特権ID管理の仕組みを導入するだけでは、運用の現場で求められる安全性と正確性を十分に確保することは困難です。
本講演では、アクセス制御・監査・自動化を統合した運用基盤にAIエージェントを組み合わせ、人の判断や操作をAIが補完・監督するAIOpsアーキテクチャを紹介します。この仕組みにより、通信事業会社におけるNAT設定変更やセキュリティパッチ適用といったミッションクリティカルな業務を、安全かつ確実に遂行することが可能となりました。運用リスクの低減と作業品質の均一化を両立する、次世代のAIOps基盤のアプローチを、実運用での成果とともに紹介します。
キーワード: 生成AI, AIOps, SSL/TCPプロキシ, ガードレール
SIMアプレットによる"使いやすい"ローカル5G実現への取り組み
SIMアプレットは、SIMカードの中で動作する小さなプログラムです。 SIMカードのもつセキュリティ性の高さやUEへの依存性の少なさといった特長を活かすことができるため、 様々なユースケースへの利活用が期待できます。本発表ではSIMアプレット技術の基礎を説明します。 さらに、この技術を利用することでローカル5Gの運用上の課題を解消し、今までにないローカル5Gの付加価値創造を目指す取り組みを紹介します。
キーワード: SIMアプレット, ローカル5G
ShowNet 2025から見る相互接続性と生成AI活用の今とこれから
ShowNetは、ネットワーク技術関する展示会、Interop Tokyoの会場に構築される世界最大のデモンストレーションネットワークです。 例年にもれず、2025年のShowNetもSRv6からEVPNをはじめ、様々な技術が詰め込まれた複雑なネットワークとなりました。 このとても複雑なShowNetを構築するにあたって、今年は生成AIを活用したネットワークの構築・運用支援実験も実施しました。 本講演では、2025年のShowNetが取り組んだ技術をハイライトするとともに、生成AIがShowNetの構築にどのように役に立ったかを紹介し、 今後のネットワークにおける生成AIの活用の道筋について議論します。
キーワード: ルーティング, 相互接続性, 生成AI
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今年も Open NetworkIng Conference Japan 2025 はハイブリッド(会場とオンライン配信)での開催となります。
2025年のONICのプログラムがほぼ固まりました。その中からいくつかを紹介してみようと思います。詳しいプログラムは こちらをご参照ください。まだ若干調整中のところがありますが、決まり次第テーブルをアップデートをしていく予定です。