Open networking とセキュリティ
日本電気株式会社
サイバーセキュリティ戦略統括部
淵上 真一
Open Networkingの多様性や相互接続性がセキュリティという視点で見たときに、 どのような親和性があるのか、セキュリティにとってのOpen Networking、 またOpen Networkingにとってのセキュリティについてお話しします。
Routing Platformのオープン化への取り組み
シスコシステムズ合同会社
鎌田 徹平
近年Disaggregationを始めとしたNetworkのOpen化への取り組みが進んでいます。
このセッションでは、近年のRouting Platformの動向やAPIを用いたRouting制御に関するCiscoの取り組みについて紹介したいと思います。
政府の DX を支える IT 基盤のあり方(みたいな)
東京大学
関谷 勇司
政府によって「クラウド・バイ・デフォルト原則」が打ち出されてはや4年が経過します。
しかし、本当にクラウド・バイ・デフォルトは実現できているのでしょうか。
政府みたいな公共的なシステムとサービスを支える IT 基盤について、どうクラウドを利用していくべきなのか、またそれがユーザビリティの向上に貢献するのか、セキュリティは確保されているのか、はたまた DX なんて言葉が何を意味するのか、そんなモヤモヤした課題について、IT 基盤のあり方を議論するみたいな講演です。
データ解析によって、ロボットとセンサーを繋ぐ
〜立命館大学様との実証と国際展開〜
富士通株式会社
未来社会&テクノロジー本部
深野 晴久
富士通株式会社
未来社会&テクノロジー本部
井上 玲於
RoboticsのDigitalization/ICTへの融合は、SDGs達成の鍵。
センシングによるデータ収集、加工/解析、仮想空間との連携はもちろん、アクチュエーションも意識した立命館大学様と富士通の取り組み~技術紹介、ソフトウエア開発や実証~
そしてLF EdgeでのOSS化についてお話しします。
Trusted Webとデータセキュリティ関連動向
慶應義塾大学大学院
政策・メディア研究科
鈴木 茂哉
「デジタル社会」の基盤として発展してきたインターネットとウェブでは、データの受け渡しのプロトコルは決められているものの、 アイデンティティ管理も含め、プラットフォーム事業者などの各サービスに依存。
サイロ化され、 外部からの検証可能性が低く「信じるほかない」状況である。
この状況の打開に取り組むべく、2020年10月に「Trusted Web推進協議会」を発足,継続的似活動が行われ、2022年8月には「ホワイトペーパ ver.2.0」が公開されている。本講演ではTrusted Webに深く関わる講演者によりTrusted Webの取り組みを紹介するとともに、データセキュリティ関連の動向について紹介する。
5G の取組について
株式会社インターネットイニシアティブ
早坂 忍
MNOによる5G SAサービスが今夏より、順次開始され5G通信サービスが主流になっていきます。MVNOが提供する5G SAの提供モデルや接続構成についての取組についてご紹介します。
サービスメッシュ – これからのクラウドネイティヴアーキテクチャのあり方を探る
シスコシステムズ合同会社
河野 美也
シスコシステムズ合同会社
堤 一記
サービスメッシュは、マイクロサービスの接続、制御、監視を可能にし、マイクロサービスアーキテクチャの一貫した開発、展開、セキュリティ、およびスケーラビリティを提供します。
しかし、マイクロサービスベースのアーキテクチャは、攻撃対象領域を拡大し、アプリケーションを新たな脆弱性や脅威にさらすため、アプリケーション・セキュリティに対するまったく新しい
アプローチが必要になります。
本講演では、サービスメッシュの実装における課題、CNIとの関係を概観し、クラウドネイティヴアーキテクチャのあり方に迫ります。
〜IOWNの最新?技術トレンド〜
日本電信電話株式会社
長谷部 克幸
IOWN構想実現に向けた取り組みについて、産業競争力強化の観点も加味しつつご紹介する
クラウドネイティブな新しいネットワークコントローラをつくる
NTTコミュニケーションズ株式会社
奥井 寛樹
The Network as a Programmable Platform
Princeton University
Larry Peterson
英語でのご講演となります。通訳は入りません。
AWS/AzureのHybridCloud製品によるエッジコンピューティング
NTTコミュニケーションズ株式会社
鈴ヶ嶺 聡哲
クラウドコンピューティングの普及により、近年は多くのシステムがクラウド上で運用されています。
しかし機密情報のセキュリティや応答遅延の問題で自社のオンプレミス環境などのエッジにシステムを構築する状況は多々あります。
このような状況に適応するために、オンプレミス環境でPublicCloudのサブセットの機能を提供するHybrid Cloudソリューションが提案されています。
例えばAWSであればAWSOutpostsファミリーを、AzureであればAzureStackファミリーを提供しています。本発表ではこの2つのソリューションを取り上げてHybrid Cloudを用いたエッジコンピューティングのユースケースや各社の機能面を比較した結果を紹介します。
Network as Code 自動化のこれから
HashiCorp
桂田 祥吾
ネットワークを含む多くのインフラが Software Definedなの時代となり、これまでとはインフラとの向き合い方が変わってきている現在、クラウドにおいては、Infrastructure as Code という形で、クラウド内の技術コンポーネント を自動化する仕組みが当たり前になってきています。 そういった、IaC の仕組みは、Network の世界においても適用できるケースが増えてきています。 Network as Code ということで、Network 分野における IaC の話をさせていただければと思います。
Introduction to Cilium from Telco and On-premise Perspective
Isovalent, Inc
早川 侑太朗
CiliumはCNIの実装なども含むKubernetes向けのネットワークソリューションです。近年国内外のコミュニティ、特にCNCF周辺のWebアプリケーション開発者中心のコミュニティで注目を集めつつあります。一方で、テルコやオンプレミス環境などでのユースケースに関しては注力はしているものの情報が多くないのが現状です。そこで、このセッションではテルコ・オンプレの切り口でCiliumを解説するとともに、今後のロードマップ、CiliumとSDNの意外な関わりなどに関してお話しします。
SRv6@ShowNet 2022とプログラマビリティ
東京大学/Interop Tokyo 2022 ShowNet NOCチームメンバー
中村 遼
ShowNetは、ネットワークテクノロジーに関する展示会”Interop Tokyo”で構築される世界最大のイベントネットワークです。
ShowNetはその年々の最新の機器や技術、そしてプロトコルの検証やデモンストレーションを実施しながら、Interop出展社や来場者へインターネット接続性を提供する実ネットワークでもあります。
2022年のShowNetバックボーンはマルチベンダーによるSegment Routing over IPv6 (SRv6)のIPv6シングルスタックネットワークとして構築されました。
本講演では、このSRv6バックボーンやそれを用いた長距離映像伝送実験について解説すると同時に、2012年のOpenFlowから今年のSRv6と、ネットワークにおけるプログラマビリティについてShowNetでの10年間にわたる奮闘を交えて議論します。